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タドリス

ED(勃起不全)について

EDは、勃起不全や勃起障害と言われており、性行為時において十分な勃起を得ることが出来ず、満足な性行為を行えない状態を指します。また、EDの症状は、常に勃起が起こらないものから、時々、勃起が起こらなくなるというものまであります。「満足な性行為が出来ない」という事があれば、EDの可能性があります。その他にも気になる症状があれば、早めに医師の診察を受け、治療薬を処方して貰った方が良いでしょう。

有名なED治療薬として、「バイアグラ(シルデナフィル)」「レビトラ(バルデナフィル)」「シアリス(タダラフィル)」の3種があります。バイアグラは、世界初のED治療薬で処方実績No1となっております。しっかりとした硬さが欲しい方や即効性を求めている方に打って付けのED治療薬となっております。レビトラは、バイアグラと同様に即効性のあるED治療薬ですが、バイアグラに比べるとマイルドな効果となっております。シアリスは、他のED治療薬と比べると即効性はありませんが、長時間効果が持続します。

タドリスとは

タドリスは、世界で3番目に開発されたシアリスのジェネリック医薬品です。ジェネリックと聞くと、安価で手に入る為、先発医薬品より効果が劣るのではないかと思われる方がいらっしゃると思いますが、そのような事はありません。先発医薬品が高価なのは、お薬を製造する際に、研究開発費や安全の情報の伝達などに莫大な費用がかかっているので、その費用が含まれているからです。ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ効果であると国が認めない限り製造も販売もすることは出来ません。ジェネリック医薬品が安価である理由は、先発医薬品の製造時点で安全性が確立されており、研究開発費がかかっていない為、安価で販売されています。

 

タドリスの有効成分は、シアリスと同様に「タダラフィル」です。タダラフィルは、水に溶けにくい成分なので、身体に吸収されるまで時間が必要とする分、副作用があまり生じない魅力のあるED治療薬となっております。身体に有効成分が吸収されれば、最大36時間効果が持続します。長時間効果が持続しますが、常に勃起状態になるわけではありません。あくまでも性的な刺激や興奮により、初めて勃起することになります。

食事の影響

タドリスは、シアリスと同様に食事の影響を受けにくいとされてますが、全く受けないというわけではなく多少は食事の影響を受けます。服用前に脂質の多い食事などをしてしまうと、身体への吸収が悪くなり、十分な効果を得る事が出来ない場合もあります。ですから、なるべく空腹時に服用した方が良いでしょう。また、タドリスの内服の前後に関わらずアルコール摂取により、思ったような効果が得られなかったという声もありますので、過度な摂取は控えるようにしましょう。

 

服用方法

効果の発現には、約1時間~2時間必要になるので、服用する場合は性行為時の約2時間前に服用する方が十分な効果を得られるでしょう。効果発現時間には個人差があり、前後する場合があります。効果が効いていないからといって、1日に数回服用することは避けましょう。次に服用する場合は、必ず24時間以上経過してからにして下さい。正しい服用をしないと身体への負担が大きくなり、思いがけない副作用が起こる可能性があります。

 

副作用について

タドリスの主な副作用は、「顔の火照り」「動悸」「鼻詰まり」「頭痛」「消化不良」などがあります。これらの副作用は、服用すれば必ず起こるという症状ではありません。副作用が起こったとしても一時的なものなので、数分~数時間程度で症状は治まります。もし症状が長引くのであれば、専門医に相談した方が良いでしょう。