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タダリア

●ED(勃起不全)について
EDは、一般的に「勃起機能の低下」を意味し、専門的には「十分な勃起を得ることが出来ないか、維持することができない状態」を指します。ポイントは「満足することが出来るか否か」なので、挿入しても途中で柔らかく抜けてしまう場合もEDの症状に含まれます。EDの症状を放置するとストレスにより悪化する可能性もありますので、気になる症状があれば、専門の医療機関でED治療薬を処方してもらったほうが良いでしょう。

ED治療薬には、「バイアグラ(シルデナフィル)」「シアリス(タダラフィル)」「レビトラ(バルデナフィル)」の3種類あります。「バイアグラ」は、アメリカのファイザー社が開発したもので、30分~1時間で効果が発現するという即効型のED治療薬として、世界で最も人気のある医薬品です。「シアリス」は、水に溶けにくい性質があるため、他のED治療薬と比べると即効性には不向きですが、長時間効果が持続するといったメリットがあります。「レビトラ」は、バイアグラよりも即効性に優れており、15分~30分程度で効果が発現するという特徴があり、レビトラも世界的に人気のある医薬品となります。どのED治療薬が良いのかは、個人差がありますので、まずは色々なED治療薬を試してみて自身に合うお薬を見つけて下さい。

●タダリアについて
「タダリア」とは、インド製薬会社が製造している「シアリス」のジェネリック医薬品で、唾液で溶かして摂取するフィルムタイプとなっております。ジェネリック医薬品なので、シアリスと同様に長時間効果が持続し、体内に吸収させてしまえば、食事の影響もほとんど受けることがありません。長時間効果が持続すると言われていますが、常時勃起するというようなことは無く、性的な刺激により自然に勃起します。「タダリア」の有効成分であるタダラフィルは、水に溶けにくい性質があるため、「バイアグラ」や「レビトラ」に比べると効果発現までに1~2時間ほどかかります。また、「シアリス」は効果の強さが他のED治療薬よりもマイルドであるため、顔の火照りが気になる方や軽度のEDの方に特にオススメとなります。

 

●タダリア服用方法
服用は必ず1日1回とし、次回使用する時は24時間経過してからにしてください。この24時間経過してから服用することは、他のED治療薬についても同様です。言い換えれば、タダリアのように24~36時間効果が持続する場合、24時間経過すると他のED治療薬を使用することもできるということになります。また、タダリアの効果を十分に発揮させるためには、性行為時の2~4時間前に服用した方が良いでしょう。しかし、個人差もありますので、その時の体調次第でも吸収時間が変化する場合があります。他のED治療薬に比べるとタダリアは、食事の影響を受けにくいと言われておりますが、食事には800kclの制限があります。因みに、800kclまでの食事には「オムライス」「皿うどん」「カルボナーラ」などがあり、意外にも某大手のハンバーガーショップの「ハンバーガーとフライドポテトのセット」で800kclに収まります。また、アルコールの摂取により思ったような効果が得られなかったという声もありますので控えるようにしましょう。タダリアの効果を十分に発揮させたい場合は、他のED治療薬と同様に空腹時に服用した方が体内への吸収力も早く、効果も速く感じることが出来るでしょう。

●タダリアの副作用
シアリスと同様に、「顔の赤み」「火照り」「頭痛」「胃もたれ」などの症状があります。バイアグラやレビトラと似た副作用ではありますが、他の現存するED治療薬よりも副作用を感じる人の割合は少なく、効果の程度も弱く感じられます。