ゼネグラ(Zenegra)
皆さんはゼネグラをご存知でしょうか?最近ではじわじわとネットで検索数なども上がってきており、認知度が増してきたのかな?という感じですが、まだまだ認知度は高く無いと言えるでしょう。
今回はそんなED治療薬・ゼネグラについて書いていきたいと思います。
ゼネグラって?
ゼネグラは簡単に言ってしまえば、バイアグラのジェネリック医薬品だと言えます。勿論、主成分は同じシルデナフィルとしている為、効果効能、副作用も同じだと言っても過言では有りません。
ジェネリックって大丈夫なの?
ジェネリックと聞くだけで、「不安だな」と思う方もまだ多いでしょう。しかし、ジェネリックと認められるには基準と審査があり、それは世界的な基準に沿った審査です。それをパスしないと勿論、ジェネリック医薬品とは認められません。実際に一部を除く多くのジェネリック医薬品は数多くの実績を残しています。また先発品と後発(ジェネリック医薬品)で違う所は薬剤の形やコーティング、色などの僅かな部分でしか在りません。その部分が変わったからと言って薬剤の効果や効能まで変わる。という方が考えにくく効果効能は同じです。
ではゼネグラのメーカーは?
いくらジェネリック医薬品が安全だと言っても中々、踏ん切りはつかない方もいると思います。しかし今回ご紹介しているゼネグラのメーカーはインドのムンバイに本社を置く、インドで大手製薬メーカーである、アルケムラボラトリーズ社です。
1973年に創業されたアルケムラボラトリーズ社は多国籍企業であり、主にジェネリック医薬品の製造・販売に注力しているメーカーです。更に、同社の薬剤は世界48カ国で流通しており、取り扱っている医療薬品もED治療薬だけでは無く、その他にも骨粗しょう症、抗マラリア、高糖尿病、検疫抑制剤、心臓血管などの多種多様な薬剤を取り扱っているメーカーなのです。
ゼネグラの効果効能
ゼネグラは冒頭でお話した通り、バイアグラのジェネリック医薬品であり、主成分はシルデナフィルです。なので、効果効能に違いは有りません。服用後、約30分~1時間で効果が発現します。その後効果は約3~6時間持続します。
成分であるシルデナフィルはPDE-5(5型ホスホジエステラーゼ)阻害薬です。PDE-5は勃起維持に必要な酵素を分解してしまう為、量が増えすぎると勃起の維持が困難な状態に陥ります。阻害薬はそのPDE-5の動きを阻害し、勃起をスムーズに行える様に働きます。
一番効果がでる服用の方法は?
これはED治療薬全般に言える事ですが、空腹時での服用が一番効果的だとされています。胃の中に食べた物が残っていると成分の吸収が阻害されてしまい、上手く薬が作用しない可能性も十分に考えられます。特に脂ものやアルコール類との併用は避けるのが重要です。また忘れていて先に食事をしてしまった場合は約2時間程空けてからの服用であれば問題ありません。先に服用して後から食事をする場合も同様です。万が一そこまで時間が空けられない場合はあっさりとした食事(そうめん・うどん)等にすると良いでしょう。
ゼネグラの副作用
特に重篤な症状は有りません。ED治療薬全般は血管を拡張させる薬ですので、副作用もそれに準じた症状が基本です。一般的に報告されている症状としては、頭痛、眩暈、青視症、顔の火照り、鼻詰まりが一般的です。もちろん、出るか出ないかも個人差が有りますので、他の医療薬品と比べて副作用の発現率が全体的に低い事を踏まえると、安全な薬剤と言えるでしょう。またどうしても頭痛が気になる方に関しては、ロキソニンなどの消炎鎮痛剤との併用も可能です。
副作用からは少しズレますが、ED治療薬にも極量が存在します。シルデナフィルの極量は100mgまでですので、しっかりと用法と用量を守って服用し、不明点などがある場合は必ず、通院先の医師に相談して下さい。自己判断での服用はしない様にしましょう。
服用出来ない方
残念ながらゼネグラを服用出来ない方もいらっしゃいます。以下に当てはまる方は服用出来ません。
1.狭心症や心筋梗塞を患っている方。
2.それに伴い、硝酸剤やニトログリセリンなどの薬剤を服用中の方。
3.既往歴が6ヶ月以内の方。
4.未成年の方。
一部抜粋にはなりますが、以上の方は服用が禁じられています。誤って服用してしまった場合に予想しない副作用などが出る場合も考えられます。処方を受ける際にしっかりと医師に自身の健康状態を伝える様にしましょう。
インターネット通販や個人輸入・個人輸入代行
最近は簡単にインターネット通販などで、医療薬品を誰でも買える様になりましたね。自分でも検索してみて値段の安さにかなり驚きました。クリニックに赴く必要も無いので、便利にはなりました。しかし現状では医療薬品のインターネット購入はお勧め出来ません。その理由としては、約6割以上が偽物だというデータが出ており、実際に偽物を服用して健康被害にあったという事例も数多く報告されています。冒頭で「一部を除く多くのジェネリック医薬品は~」と記載しましたが、その一部がインターネットで大量に出回っている偽物なのです。なので、しっかりとしたクリニックで医師の問診を受けてからの処方が必要なのです。