健康維持にも精力回復にも効くイワシの美味しいレシピ
イワシは、世界中でよく食べられ、最大の水揚げを誇る魚です。日本でも古くから親しまれてきた大衆魚の1つで、滋養強壮効果のある食材、栄養的にも非常に優秀な魚として、古くから知られていました。
イワシの脂肪に含まれる不飽和脂肪酸のEPAやDHAは、主に生活習慣病の予防効果があります。その他にも、血液中のコレステロールを下げるタウリン、貧血を予防する鉄分、その他に亜鉛やカリウム等も豊富に含まれています。
そして、精力系アップの為の栄養素として、ミネラルのセレンが含まれています。亜鉛と同じく精力の為に必要な栄養素で、精子の運動を活発にさせる作用があり、セレンは成長中の精子を活性酸素の害から守ります。セレンが不足すると精子量と精子の運動能力に大きな影響を与えると考えられています。
摂取量は、成人男性30μg、成人女性25μgとなっており、イワシ100g中には54μg含まれています。さらに核酸とよばれる栄養素は、アデノシンという末梢血管拡張作用があり、血流を良くする働きがあります。また、新陳代謝を高める作用があり、精力減退の改善や核酸自体が精子を生産する機能を高める働きがあります。
精力食材の1つであるたまねぎと一緒に食べる事が出来る、イワシの南蛮漬けの紹介です。
材料の下準備として、イワシは頭と内臓をとって開いたものを食べやすい大きさに切ってから、塩、こしょうをふります。玉ねぎ、人参、ピーマンは細切りにします。ねぎは小口切り、にんじんはせん切りにします。南蛮酢の作り方は、鍋に酢・酒大さじ3、砂糖大さじ2、しょう油大さじ4、みりん大さじ2、赤唐辛子を2本を入れ、一煮立ちさせて完成です。
フライパンを熱し、多めに油をひいてイワシに薄力粉をまぶし、強火で揚げます。全体に揚げ色がついたら油をきってバット等の平たい容器に並べ油をきります。味をよく染み込ませる為に、揚げたてを南蛮酢の中に入れます。同じ南蛮酢に切った野菜を入れて全体を混ぜ、そのまま15分程度なじませます。冷蔵庫で冷やして食べると、より味がしみ込みますので、好みで調整して下さい。