ゴボウのアルギニンは精力増強に効果的
精力剤に頼らず、日々の食生活の中で精力アップや滋養強壮ができれば、それに越したことはありません。これに効果的な食品は、山芋や納豆などのネバネバ食品、すっぽん、うなぎ、牡蠣などが挙げられますが、ゴボウが滋養強壮に効果があることは、あまり広くは知られていません。
ゴボウにはたくさんのアミノ酸が含まれているのですが、アミノ酸の一種であるアルギニンやアスパラギン酸が多く、肝機能を向上させて精力を増強させてくれる効果があります。
また、このアルギニンは成長ホルモンの成育と分泌を促進させる働きがあります。精液の80%はこのアミノ酸で構成されいるといわれ、精子の活動も活発にさせます。アミノ酸は滋養強壮だけではなく、疲労回復や美肌効果、新陳代謝をアップさせて冷えを予防、また筋肉の強化にも必要とされています。
最近、肥満気味で疲れやすい、活力がないという方には効果的な食品です。普段の食事の中にゴボウを取り入れて精力アップを促進させると良いでしょう。
ゴボウを使ったレシピは、レンジで簡単に作れる豚肉巻きがおすすめです。用意する材料は、豚バラ肉(薄切り)、ゴボウ3分の1、レタス（添え野菜として）、プチトマト、酒 大さじ1、片栗粉大さじ2分の1～大さじ1、白すりごま適量、生姜のすりおろし1片分、醤油と酒が各大さじ1ずつ、はちみつ小さじ1です。
まずゴボウをよく洗い、斜め薄切りにしたものを千切りにします。ごぼうのアクを取るために3～5分程水にさらして、ザルにあげて水気を切ります。
豚肉は1枚ずつ広げて下味の調味料をまぶして、ごまだれの調味料を作っておきます。豚肉とごぼうを食べやすい分量で巻き、耐熱皿に並べて甘辛ダレの半量をかけてレンジ5～6分程加熱します。加熱したら野菜を添えて、残り半分のタレをかけて出来上がりです。これを日常に取り入れることで、精力アップにつながります。