バイアグラの通販は危険!個人輸入のリスク
しかし、海外通販で購入したバイアグラの中には、安全性が確認できていない成分を含んだ摸造品が多く流通されています。
その危険性を考慮して、厚生労働省からも個人輸入によるED治療薬に対して、注意喚起が行われています。
(※厚生労働省 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」)
海外通販のバイアグラがなぜ危険?
海外通販で売られているバイアグラの中には、偽物も多く混じっています。
偽物の中には、バイアグラの有効成分を全く含んでいない物や、正規ED治療薬の含有量をはるかに超える危険な物などが発見されました。(※危険なケースでは、成分用量400mgを超える物も流通されていたようです。)
当然それらの偽物を使用した場合、効果が得られないばかりか、得体の知れない成分や有効成分の規格外の含有量の摂取により、命の危険を招く恐れが大いにあります。
バイアグラの偽物を見分ける方法はあるの?
入手したバイアグラが本物かどうかは、一般の人が見ても判別がつかないでしょう。なぜならば、見た目だけは非常に精巧な作りをしていることが多く、純正品と全く同じ形状で作られているからです。
偽物には不純物が・・・
偽物のバイアグラの中に、本来なら含まれていない不純物が混入しているケースも発見されています。これは、不衛生な工場で医薬品が生成されていることを意味しています。
なお、そういった偽物バイアグラを水が入ったコップで溶かすと、中から不純物が浮き出てくることがあります。もし心当りがある場合は、試してみるといいでしょう。
メーカー純正品の個人輸入業者は安全?
そもそも医師の診察を受けずにED治療薬を使用するのは危険を伴います。
インターネット上の個人輸入業者の中には、メーカー純正品のみを取り扱っていると広告している業者があります。そういった通販でバイアグラを購入すれば安全ではないのか?と思うかもしれません。
しかし、その業者が本当に信頼できて安全なのか?
本当にメーカー純正品なのか?
そもそもご自身がバイアグラを服用しても大丈夫なのか?
併用禁忌薬や持病による副作用の危険性はないか?
など、自己判断で購入するがゆえの、予測できないリスクが付きまとってくるのです。
安全で安心!専門医の指導によるクリニックでのバイアグラ処方
クリニックで診察をしてもらえば、ED治療薬を安全に使用できるかどうかが分かります。
バイアグラを使用できない病歴を抱えていないか?
体質的に問題はないのか?などなど。
クリニックでは、病歴や併用禁忌薬使用の有無、アレルギーをチェックするために問診表を記入し、その人の薬歴等をチェックします。その後専門医のカウンセリングを行い、安全に処方できるのかどうかを判断し、処方を行います。
この時、服用しているお薬があればそのお薬を医師に見せるか、医薬品名を伝える必要があります。医薬品が併用禁忌薬に該当するかどうか分からない場合は、クリニックに携帯して、医師にお薬を見てもらいます。