EDになってしまう原因とは?3つのタイプと解消法を紹介!
ここでは、EDになる原因として考えられる3つのタイプを紹介いたします。
まず一つは、機能性ED(心因性ED)と呼ばれるもので、20代~30代の若い世代にも現れることが多い症状です。
機能性EDの特徴
ストレスや焦り、プレッシャーなどの心理的な面から発症します。
過去の性行為時の失敗経験がトラウマになり、「次も失敗したらどうしよう・・・」という気持ちがEDを慢性化させてしまうのも一つの例。
ただし、心理的な負担が性行為の失敗からくるものとは限りません。仕事で悩みを抱えているようなケースでもEDとして症状が現れることがあります。
【機能性EDの解消法】 |
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心因的な要因から発症するEDは、まずその要因を取り除いて心の負担を軽くしてあげる必要があるでしょう。 そのためには、原因を特定しなければなりません。 パートナーを相談相手にしてもいいし、ED治療専門のクリニックでカウンセリングを受けるのも効果的です。 1人で抱え込まずに、周りに悩みを吐き出し、まずは心の負担を軽くしてあげましょう。 |
次は、器質性EDと呼ばれる症状で、主に血管系の障害から発症するEDのことです。
器質性EDの特徴
この症状はメタボや、加齢に伴う肥満症と併発しやすいのが特徴的だといえます。年をとると人の体は外見だけではなく、肉体の中身も老化が進行していきます。
基礎代謝の低下による内臓脂肪の増加が、動脈硬化を進行させ、血行不良が起きることで、ペニスに血液を集める海綿体が充血しにくくなり、発症するのです。
【器質性EDの解消法】 |
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若年性の場合は、ダイエットをすることで解消する場合があります。 しかし、肉体に老化が現れ始める壮年期あたりになると、代謝も低下してしまうので、改善には時間が掛かります。ED治療薬による治療と共に、ウォーキングやジョギングなどの運動療法を取り入れて、血行を促進してあげましょう。 ※ただし、血圧降下剤などの併用禁忌薬と一緒にED治療薬を服用することはできません。必ず担当の医師にお尋ねください。 |
最後は、薬剤性EDと呼ばれるタイプの症状。
薬剤性EDの特徴
医薬品による副作用が、インポテンツを引き起こすケースのことです。よくあるケースとして抗うつ薬や向精神薬、高血圧治療の降圧剤などを服用している人に薬剤性EDの症状が現れるケースがあります。
【薬剤性EDの解消法】 |
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このタイプのEDは、まずは元の病気を改善することに力を入れたほうがいいでしょう。 医師に相談の元、ED治療薬の処方が可能であれば、処方してもらい、薬物療法による改善を目指すのがいいかもしれません。 |
若年性EDが増えている原因
昔はEDと言えば、ある程度年を重ねた男性がかかる病気という印象がありました。しかし、EDになるのは、ここで解説したように心因性が原因となる場合があり、実は年齢はあまり関係がないものだといえます。
昔から若い人にもEDの悩みはあったが、治療する医療機関や薬が無かったため、表に出なかっただけ・・・。ED治療専門のクリニックやバイアグラの登場で、治療を積極的に行う人が増えたことにより、患者さんが表面化したものだと考えられます。